1号館から10号館まで、そして上下に……と、朝から晩まで歩き回って見つけたのは、どこかツッコミどころのあってアイコニックな船場センタービルの姿でした。もしかすると「どうして、コレがここに?」的な出会いを、歩きながらディグってみるのも、船場センタービルの楽しみ方の一つなのかもしれませんよ。
vol.2 写真家・倉科直弘が撮る。 船場センタービルの愛しきアイコニック。
2019.12.26
船場センタービルのヒト・モノ・コトを写真家が撮り下ろす連載の第2弾は写真家の倉科直弘氏に船場センタービルのアイコニックな部分を切り取っていただきました。「船場センタービルってなんか、トマソンとかアイコニックとか、そういう言葉が合うよね」と、語る彼が写す船場センタービルとは……?
倉科直弘
くらしななおひろ/高校卒業後に単身渡米。帰国後、グラフィックデザイナーの小田島等氏に出会い、写真の世界へ足を踏み入れる。2008年に上京し、大阪へ拠点を移す。フィルムでの撮影、そして自らプリントをすることにこだわりを持ち、錆びついた街に暮らす人、路地裏や看板、雑多に貼られ風化した印刷物など、街に残るシミを撮影し続けている。
HP ➡︎ http://www.kurabou.net/
取材・文:ロマン/写真:倉科直弘