まずは、反物を巻く練習からスタート!
「呉服の世界ってなんだか厳しそう……ちゃんとできるか心配です……」
makiyoちゃんがアルバイト体験をするのは、船場センタービル7号館に居を構える老舗の呉服屋・丸盛さん。洋服は大好きだけど、着物にはあまり詳しくないということもあってか、緊張の面持ち。今回は、シャツに50周年のバッチを付けてバイトに臨みます!
「筒に巻きつけるんですね〜!これならできるかも!」
まずはじめに教わったのは、反物の巻き方。総尺が、およそ13メートルある反物を紙製の筒に巻きつける作業は、呉服屋の基本だそう。「小指をうまく使ってくるくる回す感じで」と、社長。満を持してトライしてみたものの、指の扱いが難しく全然上手に筒が回らない!
「ぜんぜん、上手に巻けません……」
「意外と難しいでしょ。呉服屋はね、これができないと反物に触れないわけですよ。だからまずはじめに、この作業を覚えるんです。綺麗に巻けるようになるには、器用な方でも1ヶ月、不器用な方だったら3ヶ月くらいかかるんですよ。だからできなくても気を落とさないで大丈夫だよ」と、優しい社長。「呉服屋って厳格なイメージがあったので、緊張していたんです。いきなりできなくて内心ヒヤヒヤしてました」と、ホッと安心するmakiyoちゃん。